昇り竜のごとく
昇り竜のごとく ~心が燃える1年に~
新年あけましておめでとうございます。新しい年を迎え、保護者・地域の皆様には益々のご健勝のこととお慶び申し上げます。本年もまた旧年と同様、子供たち一人一人の学校生活の充実ために、本校の教育活動への温かいご理解、変わらぬご支援・ご協力をお願い申し上げます。
さて、昨年の3月11日の東日本大震災は、未曾有の大地震、津波の恐怖、大勢の命が失われた悲しみ、見えない放射線への憤りを感じ、夢や希望を打ち崩されたと思うほどの喪失感をもたらしました。しかし、日本人のよさも浮き彫りになり、秩序ある行動や礼儀正しさは外国から高く評価されました。そして、支援に向けての若者達の活躍が光りました。「今時の若者だって、しっかり頑張っている。」と長年教育に携わってきた私にとって、安堵する気持ちと励まされる思いになりました。
さて、和泉小の子供たちも震災をきっかけに様々なこと考え、自分を成長させてきたと実感しています。昔から「子は親の背を見て育つ」と言いますが、自分の周りにいる大人を見て子供たちは学んでいます。ですから、大人たちが必死になって生活し、夢や希望に向かい、命の尊さ教えながら、生きていく姿、真剣に生きていく姿を見せていたからです。これからも、私たち大人が前向きに希望をもって、力を合わせて生きている様子を見せなくてはいけません。そして、子供たちを取り巻く厳しい現実の中で、いつも正面から見詰め、目を逸らさず、自己の最善をつくしていく姿勢と「今」を生きぬく力を育てていくことが私たち教師のまた、親の責務だと考えています。
今年は、辰年。竜は十二支の中で、ただ1つ空想の動物です。私は、この竜にあやかって、「昇り竜」のような勢いのよい年にしたいと、大きな希望に胸を膨らまして、元日を迎えました。昨年は卯年から、子供たちには「よく見て、よく聞いて、よく考えて」と1年間伝えってきました。今年は、目標を高くもち実現に向けて努力するために、「よく見て、よく聞いて、よく考えて」を基本にし、さらに、「心を燃やす」を加えます。学校生活にわくわくする楽しさ、分かる楽しさ、汗を流す楽しさ、友達との絆等、熱く情熱を傾けてほしいものです。
私たち教職員一同は、新年の出発に当たり、子供のもっている無限の可能性を引き出し、今を生きていく力を育てていこうと考えています。そのために、私たち自身の生き方を振り返り、未来を担う子供たちの成長に関われることを喜び、全力で取り組んでいこうと決意しています。
校長 相馬 季子
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(継続中) - 3月30日