2012年1月4日(水曜日)

昇り竜のごとく

カテゴリー: - izumi @ 09時07分34秒

昇り竜のごとく ~心が燃える1年に~   


新年あけましておめでとうございます。新しい年を迎え、保護者・地域の皆様には益々のご健勝のこととお慶び申し上げます。本年もまた旧年と同様、子供たち一人一人の学校生活の充実ために、本校の教育活動への温かいご理解、変わらぬご支援・ご協力をお願い申し上げます。


 

さて、昨年の311日の東日本大震災は、未曾有の大地震、津波の恐怖、大勢の命が失われた悲しみ、見えない放射線への憤りを感じ、夢や希望を打ち崩されたと思うほどの喪失感をもたらしました。しかし、日本人のよさも浮き彫りになり、秩序ある行動や礼儀正しさは外国から高く評価されました。そして、支援に向けての若者達の活躍が光りました。「今時の若者だって、しっかり頑張っている。」と長年教育に携わってきた私にとって、安堵する気持ちと励まされる思いになりました。

さて、和泉小の子供たちも震災をきっかけに様々なこと考え、自分を成長させてきたと実感しています。昔から「子は親の背を見て育つ」と言いますが、自分の周りにいる大人を見て子供たちは学んでいます。ですから、大人たちが必死になって生活し、夢や希望に向かい、命の尊さ教えながら、生きていく姿、真剣に生きていく姿を見せていたからです。これからも、私たち大人が前向きに希望をもって、力を合わせて生きている様子を見せなくてはいけません。そして、子供たちを取り巻く厳しい現実の中で、いつも正面から見詰め、目を逸らさず、自己の最善をつくしていく姿勢と「今」を生きぬく力を育てていくことが私たち教師のまた、親の責務だと考えています。

今年は、辰年。竜は十二支の中で、ただ1つ空想の動物です。私は、この竜にあやかって、「昇り竜」のような勢いのよい年にしたいと、大きな希望に胸を膨らまして、元日を迎えました。昨年は卯年から、子供たちには「よく見て、よく聞いて、よく考えて」と1年間伝えってきました。今年は、目標を高くもち実現に向けて努力するために、「よく見て、よく聞いて、よく考えて」を基本にし、さらに、「心を燃やす」を加えます。学校生活にわくわくする楽しさ、分かる楽しさ、汗を流す楽しさ、友達との絆等、熱く情熱を傾けてほしいものです。

私たち教職員一同は、新年の出発に当たり、子供のもっている無限の可能性を引き出し、今を生きていく力を育てていこうと考えています。そのために、私たち自身の生き方を振り返り、未来を担う子供たちの成長に関われることを喜び、全力で取り組んでいこうと決意しています。 

             

                     校長 相馬 季子


2011年12月2日(金曜日)

この1年のしめくくりに

カテゴリー: - izumi @ 18時05分41秒

この1年のしめくくりに 

~学校評価でくさびを打つ~   副校長 佐野 篤

 

師走を迎え、朝晩の寒さに冬の訪れを強く感じる季節になりました。

1119日に実施しました和泉フェスタには、たくさんの保護者、地域の皆様にご来校いただき、温かい励ましのお言葉を数多くいただき、ありがとうございました。和泉フェスタでは児童の成長に、多くの感動がありました。また、教員や保護者が一体となって子供たちの成長を信じ、働きかけ、その期待に見事に応えてくれた和泉の子供たちを誇らしく思います。

さて、兎年も後1ヵ月、1年のしめくくりの時期になりました。12月は次年度の教育課程を編成する第一歩として、学校評価を実施します。(杉並区全体でも、教育調査という名称で実施します。)この評価は、子供たちへの教育活動をより充実させることをねらいとして実施します。本年度の教育活動等について学校関係者(保護者・学校評議員・児童等)から評価していただき、可能な限り客観的、総合的に分析を行い、結果に基づいて改善策を講じ、教育内容の充実を図っていきます。このことは、日常的に行っている教育活動にくさびを打ち、次へのステップへの足がかりとなるものと捉えています。改善できるところは、できる限り迅速に改善していきます。また、評価の結果は、学校だより等で説明します。

昨年度、保護者の皆様からの評価(アンケート形式)の回収率が73.4%でした。「分からないから」というご意見もありますが、これも評価です。学校が分かってもらおうとする努力の足りなさへの評価となります。是非、今年度は全てのご家庭からの評価をお願いいたします。

少し早いようですが、今年も学校への温かいご支援とご協力をいただいたことに感謝申し上げます。辰年が全ての人にとってよい年でありますように祈念いたします。


2011年11月1日(火曜日)

豊かな心の育み

カテゴリー: - izumi @ 18時46分13秒

豊かな心の育み~言葉・表現者~      校長 相馬 季子

10月1日(土)開催までは天気が気がかりでしたが、気持ちの良い秋晴れとなり、第52回運動会が実施できました。ご来賓、地域や保護者の大勢の皆様にご来校いただき、子供たちの演技や競技に温かいご声援や励ましの言葉をかけていただき、ありがとうございました。また、保護者の皆様には、会場準備や、接待、会場管理等のため早朝からお手伝いをいただきまして、改めて感謝申し上げます。

運動会では、子供たちが自分の思いを身体中で表現していることに感動を覚えます。より速く走ろうと手足をしっかりふります。より高く跳ぼうと思いっきりジャンプします。進行をスムーズにしようと思い、小走りで用具の準備をします。勝利を目指して声をからしながら全校の士気を高めて応援します。私は、子供たちの頑張ろうという気持ちが一つになったすばらしい運動会だったと自負しています。

通勤帰りの特急電車の中で若い夫婦と乗り合わせました。1歳ぐらいの男の子もいます。通勤帰りに出会うとほっとする家族であるはずなのに、今日は感じません。赤ちゃんを抱っこしている父親は携帯電話のゲームに夢中です。そばにいる母親もゲームに没頭しています。赤ちゃんは混んだ電車の中で不安そうに父親の顔を見上げても、周りを見回しても、気付いてもらえませんが、声を上げずおとなしく抱かれたままでした。夫婦の会話も、かけられる言葉もありません。言葉のシャワーをたくさん受けで言葉になる前の言葉を学んでいるときです。赤ちゃんの耳には、電車の機械音しか聞こえません。言葉は、話すための道具であり、コミュニケーションの手段ですが、人が頭の中で物事を考える時も言葉で考えていますから、思考そのものです。考える力を育てるためには、温かく、気持ちにより添った言葉を・・・そんなことを考えていたら、耐えきれなくなった赤ちゃんが声を上げました。両親はようやくゲームを終了させていました。この事例に様々な課題があると思いますが、私は、子供には小さなときから、もちろん小学生にも正しい言葉でそして笑顔で(時には、怒った顔も)たくさん語りかけて欲しいと願っています。

これからの社会で生きていく子供たちには、社会で活用できる能力やたくさんの情報から新しい知を創造する力をつけていくことが大切になると考えています。そこで、言葉を大切にしながら、その基盤となる基礎学習の定着を目指しています。和泉小では、国語科で「『読む力』と『表現』をつなげる指導の工夫」をテーマにして、済美教育センターの三浦春江先生を講師にお迎えし、授業研究を進めています。

文学教材を取り上げ、登場人物の心情を読み取る工夫やワークシートを工夫して、深く読み取らせ、自分と照らし合わせながら、思いや考えを表現できるように指導を工夫しています。子供同士の考えの交流を深めていますが、授業後の感想文や音読に素晴らしい成長が見られ感動することが多くあります。

さて11月18日、19日は 和泉フェスタ(学芸会)です。全員が言葉と演技の表現者となり、自分の役割を果たしていきます。衣装や小道具の準備、制作などで、ご家庭にご協力をお願いすることも多いかと思いますがどうぞ、よろしくお願いいたします。また、新泉・和泉地区小中一貫教育校設置協議会の議論を経て、施設一体型となる小中一貫教育校の平面計画(教室等の配置等)が、ほぼ固まりましたので、保護者、地域に向け説明会が行われます。ぜひ、ご参加ください。


2011年10月2日(日曜日)

子供の体力向上 和泉大作戦

カテゴリー: - izumi @ 14時57分50秒

子供の体力向上 和泉大作戦                                                

                      副校長 佐野 篤

101日(土)の運動会に向けて、子供たちが自主的に活動を始めています。その姿が授業中以外の時間に見受けられるようになっています。それは、バトンパスの練習だったり、朝のマラソンだったり、腕立て伏せだったり、組み体操の技だったり、まさに今、子供たちの体力が伸びていると感じる瞬間です。

東京都教育委員会では、毎年10月を体力向上努力月間と設定し、学校・家庭・地域が協力して子供の体力向上の取り組みを強化・推進していく期間としています。人々の意識やライフスタイルの変化から、子供の体力・運動能力は昭和50年代をピークに長期的な低下傾向にあります。しかも、平成21年度の全校的な体力調査(47都道府県)では、東京都は男子児童が38位、女子児童が35位で全国平均を下回る結果でした。

杉並区においても、長期的な低下傾向は変わりません。そこで、体力を運動能力や筋力・持久力や抵抗力だけに留めず、基本的な生活習慣や食育、自分で自分の体を考える意識を含めた総合的な力ととらえ、「体力(からだりょく)」と称することにして、体力向上への意識を高める呼びかけや取組を行っています。

本校では、10月に芝生の養生期間を迎えますが、ピンチをチャンスと捉え、積極的な体力向上策に取り組みます。いくつか内容を紹介すると、体育指導の充実に向けて授業改善を行います。連合運動会に向けて全職員で6年生の朝練をサポートします。杉並区体力デー10/29(土)の長縄グランプリにエントリーします。和泉中学校の校庭を積極的に借りて運動します。モグモグ・ピカピカ運動(食育)に取り組みます。6月に全校児童が行った体力テストを分析し報告します。・・・等々。

東京都は、指標としての生活活動のガイドラインを「1日1万5千歩」と設定しています。また、運動習慣のガイドラインを「1日60分運動・スポーツ」としています。

1日の生活(主に運動、睡眠、食事)について、継続的に記録をとり、自らの結果を振り返り、生活習慣の改善に生かしていくことも、体力向上に向けた手段の一つです。

「体力」は、人間のあらゆる活動の源です。病気やけがになりにくいだけでなく、意欲、気力、忍耐力などの精神面の充実にも深くかかわっています。ですから、「体力」は学力向上の基盤となるものでもあります。小学校段階から学校・家庭・地域が一体となって積極的にその向上を図っていきましょう。


2011年8月30日(火曜日)

温かい家庭、夢のある学校、明るい地域社会

カテゴリー: - izumi @ 11時30分23秒

温かい家庭、夢のある学校、明るい地域社会

                        校長 相馬 季子

 暑かった夏休み。しかし熱く燃えた夏休みした。夏休み水泳教室、補習、おもしろ実験教室、漢字検定、中学校の部活体験等、図書室開放には元気に参加していました。

73031日と児童館と親児の会で、グリーンキャンプが行われました。校庭には10数基のテントが並び、プレイランドはかまど場となり、いつもの学舎として使っている学校が一気に草原に変身しました。和泉小と新泉小の友達が仲良く交じり、水遊びやツリーハウス、薪割り、キャンプファイヤー等よい体験ができました。

827日は和泉グリーンコンサートです。節電対策から今年度は415分からですが、その前に東日本大震災チャリティ縁日(校庭芝生化10周年記念イベント)も行われます。和泉グリーンプロジェクトの皆様はじめ、大勢の皆様にご協力をいただき、和泉小学校は地域の方々、保護者の皆様に支えられた「地域の学校」であることを改めて感じることができます。心から御礼申し上げます。ありがとうございました。

この夏は猛暑が続きましたが、熱中症対策を講じ、温度計、湿度計を見ながら、過ごしたご家庭が多かったのではないでしょうか。未曾有の大震災、原発事故が頭から抜けず、今、私ができることは何かを常に考え生活をしている自分に気がつきます。大きなことはできないけれど、常に子ども達の未来を考え、今、できることを地道に続けたいと考えます。和泉小学校の7月の電気使用量は昨年と比べ約75%でした。身体に無理をしないでて、無駄を省くよう子ども達が頑張った結果です。

2学期は31日から給食が始まります。この2学期から、給食の食材の産地をホームページでお知らせします。野菜など数回の水洗いをして調理をしていますが、子供たちが口にする物ですから、日頃から細心な配慮をしています。また、体育館使用団体の皆様をはじめ多くの方にご不便とご迷惑をおかけしましたが、体育館の耐震工事が行われました。より安心して学校生活が送れるようになりますし、和泉中の工事期間において、安心して避難場所として使用いただけます。

現在の2年生が6年生になるときに、小中一貫教育校が開校します。この夏休み中にも校舎の設計に向け、設置協議会が行われ進められました。校庭も校庭部会が立ち上がり、校庭の在り方を検討しています。校庭は、小学生、中学生が使用しますから、校庭の北側(日鶴校側)に芝生のスペースを敷き、野球、テニスコートがとれる土の部分を校舎側に配置し、芝生の広さは、児童数が増えますので若干現在より広くとれるように提案をしています。今後関係者と協議しながら決定されていきます。地域の学校として、さらによりよい施設となるように話し合いが進められているところです。

開校までの工事予定として、和泉小学校の現在の校舎は平成26年度まで、閉校まで使用します。しかし、新校舎建築と現在の和泉中学校の内装工事に当たり、平成25年の秋にプールを取り壊し、そこが工事車両の搬入路となる予定です。そのため、校庭の一部が使用できなくなります。具体的に使用可能な面積がどの程度になるかは、今は未定ですが、お知らせしていきます。

二学期は実りの秋です。運動会、連合運動会、連合音楽会、杉並体力デー、和泉フェスタ(学芸会)、社会科見学などを計画しています。教育改善を進めながら、子供に付けたい力を育てていきます。学習指導及び生活指導の充実にも努力していきます。今の子供たちがより安全・安心の中で、夢や希望を大きくもち、目標を高く持てるように、教職員一同頑張って参ります。温かい家庭、夢のある学校、明るい地域社会で子供を育てて参ります。


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